2006年01月06日

松竹座情報

わーい♪当初の予定より休みが一日増えた。大阪に一日長く滞在出来る!

ブログ巡りをしていたら、華崎さんのブログ『風に吹かれて飛んで行こう。』に松竹座のタイムテーブルが出てました。電話して聞こうと思っていたので、助かりました。

つまり梅田芸術劇場⇔松竹座を、いかに効率良く巡るかの時間割です。

レ・ミゼ 13:00開演だと16:30頃終演 → 17:40 落人 には間に合うとか。
神霊矢口渡を幕見 16:00-17:10 → レミゼ 18:30開演には間に合うとか。
春調娘七種 20:40終了 → ギリギリ最終ののぞみに乗れるとか。

又しても自分用備忘録…。
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2006年01月05日

歌舞伎版 「南総里見八犬伝」

TVドラマ版はまだ途中までの視聴ですが、せっかく話題が出たから、澤瀉屋で上演した「南総里見八犬伝」のことをちょっと。
一応2002年の松竹座版から、2004年の博多座版まで全部見てます。まぁあの膨大な原作のエッセンスを上手く生かしつつ、よくまとめたなぁという印象。上演に当たって序幕をいつもちょこちょこいじってますが、最初に上演した松竹座版を紹介。

発端 : 富山山中の場
序幕 : 第一場 大塚村陣屋の場 第二場 滝野川明神の場 第三場芳流閣の場 第四場 行徳入江の場 第五場 円塚山の場
第二幕 : 第一場藤の森古那屋の場 第二場 玉返しの里庵室の場
大詰 : 第一場山下館御殿の場 第二場 山下館奥庭対牛楼の場   
〜松竹座(2002年2月)


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2005年12月29日

12月の歌舞伎座の『盲目物語』

御用納めが終わったら、当日券でふらっと見に行こうと思う芝居もあったが、全て断念!ああ、風邪が憎い。

12月の歌舞伎座も複数回見ましたが、結局初日近辺に感想書いだけになってしまった。あとは渋谷劇場三箇所巡りしたり、『ジキルハイド』通いだったり(苦笑)

歌舞伎座では『盲目物語』がかなり気に入りました。弥市と秀吉の表裏一体の部分、お市、茶々に向ける暗い、卑屈な愛情。側にいることもかなわず、乞食に身を落としながらも、想い続ける弥市の姿が、心に残った。
今月は夜の『松浦の太鼓』も良かったな。

風邪を何が何でも31日までに治さなきゃいけないので、こんな簡易感想で済みません。不義理している方々、ホントに済みません。


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2005年12月22日

スーパー喜劇・狸御殿 新橋演舞場

スーパー喜劇・狸御殿 新橋演舞場 (←詳細はこちら)

途中まで書いておいた記事。再観劇してから更に感想を付け加えたかったのですが、どうにも時間が取れない&チケット無しで断念。うーん、残念。記憶が曖昧なところなど、ありましたら申し訳ないです。

当初“スーパー喜劇”というキャッチフレーズを聞いた途端、澤瀉屋ファンの私はいっきりひいてしまった。直美さんが猿之助さんの大ファンというのはよく知られた話だけど、何で今さら狸御殿?スーパー喜劇って何?、チケット売れるの?と、かなり上演前はマイナス思考でした。

それが松竹座の評判がとても良い。チケットも売れている。お客もたたくさん入っている。友達もみな誉めている。
期待と不安の中、ようやく12月に入って演舞場へ。いや〜!おもしろかった!

年齢問わず、誰でも難しいことを考えずに、気軽に楽しめるお芝居。しかも役者も上手い、作りもしっかりしている、内容も魅力的という条件を満たす芝居は、実はなかなか少ないのかも。(演舞場だと正和様の芝居などが、その要素を満たしていると思う。)

特に感心したのは、普通のお芝居の中に歌舞伎のエッセンスをきちんと取り込んでいるというところ。これがただ「取り入れました」というのでは無く、きちんと歌舞伎を踏まえたうえで、この芝居の一部として機能している。
これは本当に長年スーパー歌舞伎等を行っている、一門の人たちの手柄でしょう。ここ数年、歌舞伎以外のフィールドから来た演出家の作品がヒットしている。もちろん私も好きな作品もある。ただ「歌舞伎の手法」を効果的に取り入れるという点では、残念ながら劣っている。こればかりは澤瀉屋一門のやってきたことを、見習って欲しいです。

澤瀉屋ファンとして嬉しかったのは、過去の猿之助さんの代表的な演目のパロディが、色々と盛り込まれていたこと。これは歌舞伎好きな人から「ニヤリ」ときます。こういう所のオタ心のくすぐり方も、実に上手く出来ていた芝居でした。

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2005年12月07日

十二月大歌舞伎 「船辨慶」

「船辨慶」を見てきました。夜の部の観劇がもう少し先なので、待ちきれず幕見。久々に幕見の階段を登ったら、ちょっと疲れました。

席が遠いせいもあるけど、八千代座のような狭い空間が合う演目だな〜。あと花道の重要度が高いので、どうしても花道の見えない席だと、魅力が半減してしまうかも。また花道も見える席で再観劇しますので、その時にでも感想は改めて…。
それにしても代役の弥十郎さん、出ずっぱりで本当にお疲れさまです。

私が八千代座遠征した時の感想はこちらです。

2005年11月06日 『坂東玉三郎八千代座舞踊公演』
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2005年12月04日

今月の歌舞伎座を見て思う

12/1に東宝ミュージカルの新作『マリー・アントワネット』についての記事で、純粋な国内産のミュージカルが見たいと書いた。
近の歌舞伎は新作を積極的に上演している。過去の名作を上演し、新作も上演、若手も育ていると、よく考えると凄く真っ当なことをしている。
(東宝ミューは人育てが弱いな〜。四季・宝塚OBばっかりという程ではなくなったけど。)
ただ配役の偏重はどうにかならないものか。

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2005年12月03日

十二月大歌舞伎 昼の部 

十二月大歌舞伎 昼の部 

この秋はちょっと歌舞伎離れしていたので、今月は早々に観劇。一週間残業しまくりで働いたあとの観劇、歌舞伎はどうしても時間が長いし体力が心配なのだが、楽しく見ることが出来ました。夜の部はまた改めて観劇します。昼も再観劇したいな〜。
とりあえず簡易感想です。それにしても歌舞伎座は着物の人が多くて、見ているだけで楽しいです。

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2005年11月21日

三谷歌舞伎 発表!

三谷幸喜氏「決闘!高田馬場」で初歌舞伎

噂の三谷歌舞伎がようやく発表されました。朝のニュースでは、染五郎さんの他に、勘太郎丈、亀治郎丈の名前もあった模様。
「決闘!高田馬場」は凄く好きな話だし(小説で読んだくらいだけど)、出演者も良い感じで、期待・大。
まぁパルコで歌舞伎というと、どうしてもかつての二十一世紀歌舞伎組を思い出して、ちよっと複雑なのだけど、バルコ劇場は三谷さんのホームグランドだしね。

しかし「12人の優しい日本人」は今年一番チケット入手が大困難な舞台だったが(奇跡的に一公演確保出来ましたわ)、一体こちらはどうなるんだろう…。
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2005年11月12日

児雷也豪傑譚話(じらいやごうけつものがたり) 新橋演舞場

児雷也豪傑譚話(じらいやごうけつものがたり) 新橋演舞場

私は澤瀉オタなので、「ケレン」とか「復活」のつく歌舞伎には、かなり点が辛いのだけど、この芝居は楽しかった!
以前に音羽屋さんの復活通し狂言ものを国立で見て、もの凄くつまらなくて(しかも同じ題材を猿之助さんがやってた)、以来通常の古典は好きだけど、「ケレン」とか「復活」は向いてないよ、菊五郎さんと思っていたのだけど、いやー、おもしろかった。

あと私はこの芝居、スーパー歌舞伎っぽいとは全然思わなかったです。猿之助十八番の復活通し狂言もので使われた手法を、上手く取り入れて、音羽屋風にアレンジしたなと思える部分の方が強く感じた。そして古典歌舞伎のあの部分、あの筋?と思われる部分等もありました。

私の感想はどうしても演出中心になってしまうけど…。

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2005年11月06日

坂東玉三郎八千代座舞踊公演

昔ながらの芝居小屋に一度行きたいと思いつつ、なかなか機会も無かったのですが、今回は澤瀉屋の若手も出演!ということで、もう二度と行く機会も無いだろうから、思い切って行って来ました。
結果、また行きたい(苦笑)。そのくらい山鹿は良いところだったのですよ〜。

『坂東玉三郎八千代座舞踊公演』

一、「船辧慶」ふなべんけい

二、「阿国歌舞伎夢華」おくにかぶきゆめのはなやぎ


熊本からのバスを降りて、豊前街道をずんずん歩く。この道が風情があって良い。ちなみに山鹿には電柱はありません。全部地下だそうです。
八千代座は真ん中に桝席、左右に桟敷、2階席も有。自分は枡席だったのですが、2階からの風景はどんななのでしょう。立ち見?らしき人もいて、客席はギッシリでした。
枡席には赤い座布団がひいてあり、そこに座席番号が書いてあります。おもしろい。
天井には昔の商店の宣伝バネルがぎっしり埋め込まれています。そして花道、近い!近すぎ!

山鹿の町は米で潤ってたそうです。その町のお金持ちの方々が集まって作ったのが八千代座。天井には当時の面影があります。

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2005年10月31日

10月みた歌舞伎

記憶がかなり薄くなっておりますが、とりあえずメモ程度に残します。

『貞操花鳥羽恋塚』 社会人のための歌舞伎入門 国立劇場
風邪でチケットを無駄にしたが、「社会人のための歌舞伎入門」には行ってきました。 

芸術祭十月大歌舞伎『加賀見山旧錦絵』
こちらは観劇したのが前半なので、とにかく記憶薄いです。

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2005年09月24日

九月博多座大歌舞伎 その3

ゆっくり感想を書こうと思っていたが、人間の記憶というのはどんどん薄くなる。しかも明日も芝居だ。感想は勢いが大事!なので、とりあえず書き始めます。

昼の部『三人吉三巴白浪』
【序幕】
両国橋西川岸の場/大川端庚申塚の場
【二幕目】
割下水伝吉内の場/本所お竹蔵の場
【三幕目・大詰】
巣鴨吉祥院本堂の場/裏手墓地の場/元の本堂の場/本郷火の見櫓の場

何度か見ている芝居だけど、本当に筋がおもしろくて、大好きです。今回もとても楽しめました。
まぁ、お嬢とお坊の二人吉三という感じだったけど…。獅童さんも凄く熱演しているのだけど、やはりまだまだこの役は任が重かったかな〜という印象。
続きを読む(長いうえし、主観入りまくりです)
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2005年09月21日

九月博多座大歌舞伎 その2

九月博多座大歌舞伎の続きですが、ちょっと横道。

御膳屋・菴離(いおり)

博多座の地下にあるので訪れた人も多いと思います。9月は日曜が料理半額とのことなので、来週の日曜に観劇する方、チェックしてみてください。
その他の日でもHPにクーポンがあります。

さて「四の切」です。

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2005年09月20日

九月博多座大歌舞伎 その1

『九月博多座大歌舞伎』

博多座に行きました。ここの所歌舞伎熱冷めっぱなしだったのてすが、やはり玉三郎さんは良い!澤瀉屋は良い!といきなりテンションが上がりました。演目も私の好きな『三人吉三巴白浪』『義経千本桜』と揃っていたかもしれないからだけど。
(まぁ昼の部は三人じゃなくて、二人だよ!と突っ込みたくなるくらい、お坊とお嬢が凄いことになってたのですが。)

それにしても博多は良いね!博多座はホント大好きだ。幕間には『モーツァルト!』の映像も流れていて、思わずチケット買おうかと思ってしまいました。

感想・まずは夜の部『義経千本桜』から。
【序幕】
 大内の場/堀川御所の場/同塀外の場
【二幕目】
 吉野山の場
【大詰】
 川連法眼館の場

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2005年09月16日

『三人吉三』を楽しむために

「悪への招待状―幕末・黙阿弥歌舞伎の愉しみ」 集英社新書 小林 恭二 (著)

今月の博多座昼の部では『三人吉三巴白浪』が上演されています。
私がこの演目を初めて観た時に、読んだ本です。ご参考まで。
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2005年09月15日

9月歌舞伎座・夜の部

新感線の昔のCDを引き続き聞いてる。久々に聞いた「魔性の剣」がむちゃ格好良い!突然アイドルちっくな歌や、戦隊ものちっくな歌は出てくるし、おもしろすぎ。(何のCDか判る人には判りますよね?もったいないから再販してくれ〜。)
ああ、また歌舞伎友達に歌舞伎の感想UPしろと怒られる…。

とりあえず9月歌舞伎座・夜を見てきました。昼はもう行く暇なさそう。
しかし改めて歌舞伎のもつ「美しさ」は良いなぁと思う。舞台装置・衣装、本当に美しい。

『平家蟹』
壇の浦に住む生き残った平家の官女(芝翫)、玉蟲の怨念の話。実は大学時代、軽い源平オタだったので、こういう演目は大好きです。
何と白石加代子さんのナレーションではじまります。大河「義経」のナレーションは余り良いとは思わないけど、さすがにこういうナレーションをやらせると上手い!一気におどろおどろしい物語に引き込んでくれます。
とにかく芝翫さんがド・迫力。蟹に平家の武将たちの名を付け、呼びかけるところから、すでに妄執の固まり。妹とさの恋人(源氏方)を殺し、最後、自分も海に入っていく場面まで圧倒。芝翫・オンステージでした。

どうでも良いが筋書きを見てなかったので、たまむしという音だけ聞いて、「玉虫?」と、かつて吉右衛門さんが弁慶を演じた、水曜時代劇『武蔵坊弁慶』を思い出してしまった。(荻野目慶子さんが、弁慶の恋人、玉虫役で、平家方に仕えている。そして二人の娘が那須与一が射ることになる、扇を持ちます。CSで再放送しないかな〜。『真田太平記』も再放送したし。)

『勧進帳』 はまぁまぁ。富十郎さんの富樫はさすが。吉右衛門さんの弁慶にちょっと期待しすぎたかも。

『忠臣連理の鉢植・植木屋』
梅玉さん、時蔵さんが良いが、この話自体が私は余り好きでは無かったので…。

気が向いたら追記します。
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2005年09月03日

歌舞伎と演出

またしても新感線ブログになってきた。古田新太の太ももの色気にやられたらしい。
なので先月からまだもやもやしている、歌舞伎の演出について、今感じている疑問を書いてみる。

ところで下記の記事で『新感線は「ちょっと歌舞伎風味?」の入れ方が上手い』と書いたが、97年の『髑髏城の七人』以前には余り感じたことは無かったかも。

パンフを色々引っ張り出したので、串田さんの自由劇場のパンフも探してみた。自分は90年代、コクーンに移ってから『上海バンスキング』等数本をみただけなので、串田さんが昔どういう演出をしていた人か全然知らない。
その程度の知識なのだが、歌舞伎ティストをその演出作品から感じたことは実は無かった。
だからコクーン歌舞伎がはじまった時は意外でした。(コクーンの芸術監督をやられていたとはいえ。)

蜷川さんはもう私が演劇に興味を持ちはじめた頃は著名な演出家で、私も有名な『近松心中物語』(もちろん平&大地版)等見ているが、蜷川さんの演出は常々歌舞伎ティストを凄く感じていた。

『盟三五大切』の降りしきる雨、とか、『夏祭浪花鑑』で劇場のうしろをあけたり、とか、平成中村座とか、かなりびっくりした。昔のテント芝居的。中村座で背景のテントが開き、岩藤がクレーン?みたいなものに乗って登場した時は、「ここは花園神社か〜?」と、その昔みた、唐十郎の紅テントを思い出した。
私がかってみた串田さんの演出の芝居とは、全然違っていた。

あえて歌舞伎の演出を行うのに、昔のテント芝居のような手法を使ってるのだろうか?
この辺り言及している劇評や、ブログを現在探し中。知っている方、教えてください。
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2005年08月29日

納涼歌舞伎第三部『法界坊』 補足

「歌舞伎とは瑞々しいエネルギーの燃焼」といったのは猿之助さん。
野田・蜷川・串田と続いた外部演出家のタッグ、それなりにおもしろかったが、舞・から発せられるエネルギーは残念ながら物足りなかった。

『法界坊』の中村座版は未見である。とはいえ中村座には行ったことがあるので、確かにあの空間で観劇したら楽しいだろうな〜と思った。
劇場だけじゃない、劇場の外も、異空間。
コクーンもそう。劇場に入るとロビーからして異空間。客席の椅子も取っ払う。そこを役者が縦横無尽。

それをそのまま歌舞伎座に持ってきた。

客席を多用すると、まず単純に見えない。二階ですら見えない。二階も一等料金なんですけど…。

私は歌舞伎の良さは「安い席で見ても楽しめる」ことだと思う。もちろん前の席で見る方が良いに決まっているが、これが他のジャンルの芝居は、後ろにいくと歌舞伎に比べかなりがっかり度が強くなる。

串田さんは劇空間の使い方の上手い演出家だと思う。
今年2月の『コーカサスの白墨の輪』では、劇場の案内の方々にまで衣装を着せ、世田谷パブリックシアターを円形劇場にし、幕間には私たち客はグルジアワインを一部出演者と飲んだのだ。(芝居そのものよりも、こういう付随したイベントの方が楽しかった(苦笑))

その空間の使い方の上手さが、『歌舞伎座という空間』では生きてこない。歌舞伎座はそれほど特殊な場所なのだろうか?

『法界坊』は楽しい芝居だったけど、どこかに引っかかりを感じた。

少しだけ追記
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2005年08月23日

納涼歌舞伎第三部「法界坊」

納涼歌舞伎を観劇。まとまりのある芝居で、とてもおもしろかった。
串田さん×勘三郎は良いね〜。
とはいえ実は感想、これだけで終わってしまうのであった…。期待通りではあるのだけど、自分の中のメーターを振り切るほどでは無い感じ?

続きを読む(ちょっと補足)
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2005年08月17日

能舞台で観る歌舞伎「勧進帳」

能舞台でみる歌舞伎第1巻「勧進帳」―火樹会―
国立能楽堂
出演:市川右近/市川猿弥/市川寿猿/市川猿四郎/市川弘太郎/他

初見ではちょっと物足りなさもありましたが、再観劇でかなり満足出来ました。
「勧進帳」というお芝居は、もしかしたら能舞台で演じた方がおもしろいのかもしれない。ただその分、色々な意味で誤魔化しがきかない、とも感じました。


以下感想
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