2006年10月21日

獅童流森の石松 新橋演舞場

全然期待しないで行きました。脇役が良い役者さんが揃っていて、興味はありましたが、やはり食指は動かず。結局橋本じゅんさんのファンの「行こう」という強引な誘いで、観劇したい次第です。(私もじゅんさん好きだけどさぁ…。)
それが意外におもしろかったのですよね。普通にまとまった良いお芝居でした。

獅童流森の石松 詳細なストーリーは公式サイトへ

二重構造になっています。獅童さん(演出家の石井&森の石松)とじゅんさん(脚本家の松田&松五郎)のみは、現代版も過去版でも同じ人間です。

一幕の約三分の二が現代版。演出家の石井と脚本家の松田のコンビで、はじめて大きな劇場で芝居をかける。
この現代版の部分がいまひとつおもしろみがなく、「つまんないじゃないか」と来たことを、やや後悔しておりました。

獅童さんの役は芝居が上手くいかない演出家。そのイライラを周囲にぶつけるのだけど、声もかなり枯れていたし、台詞が一本調子でただ怒鳴るだけで、いただけず。
頼みのじゅんさんも病弱な役所なので、役上ハジけられない。笹野さんと日出子さんがさすがの貫禄で舞台をもたす。こんな具合の芝居が終演まで続くのかと、ちょっとうんざりしていた。

でもいよいよ石井と松田が過去に飛ばされた辺りから、俄然おもしろくなってきました。

続きを読む(ネタバレ有)


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2006年10月15日

『獅童流 森の石松』 簡易感想

今月の新橋演舞場は、中村獅童くんの『獅童流 森の石松』
余り期待しないで行ったら、意外に(!失礼)もおもしろかったです。

脇役が上手いから舞台がしまりますね。私的には吉田日出子さんの歌と、笹野さんのペットが超ツボ!マドンナとバクマツじゃないか!
大漁旗と幕とか、幕間に時代劇ヒットメロディー並べたりとか、小ネタもくすぐられました。

そしてじゅんさんはやはり上手い!詳細な感想はまた改めて…。

posted by 花梨 at 02:33| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 芝居・一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月08日

谷田さんの次の舞台♪

とりあえずやや復活しました。ここ数年でこんなに寝込んだのは無い!4日もアルコールを口にしていないなんて、何年振りだ?
PCの前にいると気分が悪くなったので、コメント返しも遅くなってしまい済みません。とりあえずPCがさわれるくらいには復活です。
ダウンする前に『歌舞劇 田園に死す』を見ているのですが、記憶の彼方に…。

『オセロー』で、ほんっと素敵なムーア様ハートたち(複数ハート)(しつこいようだが、このブログのテンプレート名は「ムーア」です。)を演じた谷田歩さんの、次の舞台です。

劇団AUN第13回公演 『終わりよければすべてよし』
2006年11月8日(水)〜12日(日) 恵比寿エコー劇場
作:W.シェイクスピア
演出:吉田鋼太郎
出演:吉田鋼太郎・横田栄司ほか


ちょっとだけ日記です。しかも野球話…。
posted by 花梨 at 22:53| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 芝居・一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月02日

『オレステス』 その2 Bunkamuraシアターコクーン

本格的に風邪をひいた模様。日・月と自分でも呆れるくらいの睡眠時間です。

さて『オレステス』。以前蜷川さんの『オイディプス王』を見て、ちょっとコロスの使い方があざとすぎて私はダメだったのですが、この舞台のコロスの使い方は、シンプルで割と好きかも。2時間以上、休憩もなくぶっ続けなのだが、私は全く飽きることなく見てました。

今回の演出の話題はよくも悪くも、あの大量の雨だと思う。雨を降らせるという手法は良いと思う。今回の芝居にも合っていたと思う。暗い空気のたちこめる中、最後の神の登場で明るくなる、という。(パンフによると、冬のギリシャはかなり雨が多いようだし。)
ただ散々言われていることだが、雨でどうにも台詞が聞き取りにくくなる。台詞の面はまぁきっとここの台詞は聞き取れなくても良いんだろうな、と思い聞き流していたが、大量の雨の中、声を張り上げる中嶋朋子さんが痛々しくて…。

舞台はかなり傾斜のついた八百屋舞台。水ハケをよくするという目的もあるだろうが、水で濡れているし、役者さんの足元がかなり危険。そんな舞台で、薄い衣装の藤原くんはベットから落ちたり、転げたり、大変。一応衣装の一環のようなサポーターを巻いてたが、見ていてハラハラした。
正直ここまで役者いじめのようなことを、やる必要があるのだろうか?

とはいえ意味が無いとまでは思わなかったけど、綱太郎さんのガンダムのモビルスーツのような衣装は???。動く度にガチャカヂャと音がする効果を狙ったのかと思うが、こちらは意味があるとは思えなかった。

でも芝居そのものは私はかなりおもしろかったです。ギリギリまで追い詰められている、エレクトラ・オレステス姉妹の苦悩が、本当に辛く感じられる。
北村有起哉くん演じるピュラディスの登場で事態は一転。追い詰められても諦めないピュラディス。いいね〜。三人の危険すぎる運命共同体の関係にドキドキさせられる。(有起哉くん登場辺りから、俄然おもしろきなってきたし。)
屋敷に立てこもり、人質を取り、セットの上で松明を持って叫ぶ三人の姿は、理屈抜きで格好良かった。
プリキュア人を演じた横田栄司さんも良かったです。彼は次回の劇団AUNの公演にも出るそうで(私のご贔屓、谷田歩さんも出演〜♪)、楽しみです。

最後アポロンの登場であっけなく大円団となるのだけど、ここで演奏される各国の国家と、頭上から撒かれる大量のちらし!(アメリカ・イスラエル・レバノン・パレスチナの4カ国かな?)
あざといといってしまうばそれまでなのだけど、この戯曲が上演された当時のアテネも、戦争で疲労困憊していたと知り、なるほど、そうきたか!と。
ホント神が出てきて、全て解決してくれたら、良いのでしょうがね。
posted by 花梨 at 21:23| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(1) | 芝居・一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月01日

『オレステス』 その1 Bunkamuraシアターコクーン

9月最後の観劇は『オレステス』。ちょっと風邪っぽくて、感想upが遅れてしまいました。

演出:蜷川幸雄  作:エウリピデス 翻訳:山形治江
オレステス:藤原竜也 エレクトラ:中嶋朋子 ピュラディス:北村有起哉 ヘレネ:香寿たつき  
メネラオス:吉田鋼太郎 アポロン:寺泉憲 テュンダレオス:瑳川哲朗


自分はかなり興味深く観劇出来たのですが、大雑把にでもストーリーを知っていた方が楽しめるかもしれません。でもオレステスの話も色々あるんですね〜。
家にあったパンフレットをひっくりかえしたら、こんな芝居を昔見てました。

『悲劇 アトレウス家の崩壊』 1983.12 原作:アイスキュロス、ソフォクレス、エウリピデス 構成・演出・音楽構成:鈴木忠志
エレクトラ:鳳蘭/ カサンドラ:順みつき/ オレステス:永島敏行/ クリュタイメストラ:白石加代子


古代ギリシャの三大悲劇詩人の作品を再構成たそうです。
エレクトラとクリュタイメストラの印象が強く残ってます。
今回の芝居を観ていて、途中不思議だったのは、私の薄い知識でも、確かクリュタイムネストラにも夫殺し決意させるだけの理由があった筈?という思いでしたが、帰宅して昔読んだギリシャ神話の本などをひっくり返したり、ネットで検索してみました。
蜷川さんのファンの方は『グリークス』を観てるから、結構知識があるのかな?(自分は未見)

クリュタイムネストラには相思相愛の夫タンタロスがいたのだがクリュタイムネストラの美貌に引かれた従兄のアガメムノンによって夫は敵中に置き去りにされて戦死させられたのだった。
一説によればクリュタイムネストラが最も愛した長女イピゲネイアは前夫の娘であるとも言う。(Wikipediaより)


ギリシャ悲劇は上演される機会も多いから、アトレウス家の複雑なスートリー等、よく知っている方も多いでしょう。私はうっすらとしか覚えてなかったので、この機会に本を読み返したりしました。
長女イピゲネイアの話や、愛人のアイギストスにもアガメムノン殺害させる理由があるのですが、ちょっと複雑なので省きます。
父親の死後、母親に姉・エレクトラが虐げられるとか、その辺りはすっぱりこの戯曲は無し。そこがまた興味深い点。(各作家の解釈の違いも、研究対象らしいです。)
翻訳の山形治江さんの講座があったらしいですが、事前に聞いてたらおもしろかったろうな〜。

パンフを読みましたら、山形さんがオレステスとピュラディスは同性愛関係ですとお稽古初日に言ったとかで爆笑。
私も北村くんのピュラディスが出てきた時に、やけにオレステスとの友情が厚すぎてホモくさい二人だと思ったのでした。あとオレステスとエレクトラも単なる姉妹より、ちょっと近親相姦?な関係を思わすほど愛情が強い。そしてエレクトラとピュラディスは婚約関係。複雑な三人の関係です。
この辺りの関係性は芝居を見ているだけでもきちんと伝わってきました。

その2に続く。
posted by 花梨 at 22:03| 東京 ☔| Comment(6) | TrackBack(6) | 芝居・一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月28日

魔界転生 三度目の観劇

どこかどう変わったわけでは無いのですが(細かい変更点はありましたが)、今までの観劇のときと違い格段におもしろかったです。
席が前だった為でしょうか?役者さんたちの気迫が凄くて、ダイナミックさに欠ける演出も余り気になりませんでした。
七人衆は益々元気で愛しいし、升さんは格好良いし、千葉さんも迫力あったし、馬渕さんも良かったし、ラストの十兵衛には心揺さぶられたし、かなり満足です。

ただ全体的には、原作に沿おうとするあまり、演劇としてのおもしろさに欠けた点はどうしても払拭出来なかったなぁ。
(原作に沿った納涼版の八犬伝よりも、アレンジしているおもだか版八犬伝の方が、荒唐無稽でおもしろかったことのに近い感想。)

この日最大の疑問・橋之助さん、何故ひげ?(前回は無かったよ?)

冒頭の転生シーン、初見から実は違和感。舞台で表現するのはこれが限界なのかなぁ。復活のインパクトが足りない。
それを補ったのが「水吹き」。(初日は無かった)でも山本亨さん、派手に吹きすぎて、最前列のお客さんにかかってた。成宮くんは上手く飛ばなかった。
あと三幕、瀕死の四郎の口の中を赤くしていたのも、初日近辺は無かったと思う。この辺りの細かい工夫が、効果的で良かったです。(演出の指示か、役者さんのアイデアか知りたい所です。)

七人衆、初見では誰が誰だか追うのが精一杯でしたが、改めて見るとキャラクター・役割がハッキリしています。転球さんの逸見、登場場面から弥太郎ととっても仲良し。弥太郎くんの子役は、どうも私が見た三回とも同じだったみたい。凄く上手くて可愛かった。
原作でもバタバタ死んでいく彼らですが、舞台でもあっけなくお亡くなりに…。最後の十兵衛の七人衆への呼びかけを生かすためにも、もう少しインパクトのある死に方をしてほしかったけど、ホント七人衆は良かったです。

演出面はどうしても不満が残る…。規模の小さいスーパー歌舞伎という感じ。黒幕を降ろし、その前で芝居する所とか。派手な演出にしても新感線の二番煎じになるから、とういうのは判るけど、うーん…。
山田風太郎好きな中島・いのうえコンビだったら、どういう組み立ての芝居にしたのか、やはりその思いは最後まで残ってしまった。
でも楽しかったですよ。


posted by 花梨 at 22:12| 東京 ☁| Comment(4) | TrackBack(2) | 芝居・一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月24日

谷田さんのちらしゲット♪

本日は魔界転生ラスト観劇。今までで一番良いお席堪能。なんか今日は別の芝居か?というくらいおもしろかった!(かなり眠いので感想は後日…。)
演舞場でゲットしたちらしに、谷田さん出演の『ハムレット』が!関西の公演も有です。

『song&dance ハムレット』

【出  演】
ハムレット:安寿ミラ
ポローニアス・墓堀り:斎藤晴彦
クローディアス:沢木順
オフィーリア:堀内敬子
ホレイショー:石山毅
レアティーズ・ギルデンスターン:谷田歩
ローゼンクランツ:柄谷吾史
ガートルード:舘形比呂一

【スタッフ】
作     :シェイクスピア
翻   訳:松岡和子
上演台本:笹部博司
作   詞:岡本おさみ
演   出:栗田芳宏
音   楽:宮川彬良
振   付:舘形比呂一


2007/2/3、2/4 THEATRE1010 
2007/2/10、2/11 兵庫県立文化センター
2007/2/13〜2/18 サンシャイン劇場
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2006年09月23日

『Cat in the Red Boots』 感想2

演出もさすがでした。セットの使い方が上手いのですよ。(途中ぐらついたりしてましたが。)廻り舞台も吉原の時とはまた違って、メルヘンっぽいセットがストーリーにあわせて変わっていく。
この日は一階後方からの観劇でしたが、セットと、客席の通路を走る役者さんの動きがよく見えました。

それにしても若い役者さんとそれを取り巻く曲者の役者さんという構図がおかしすぎです。特に河野さん、存在だけでもうおかしい〜。

ストーリーも予定調和的といったらそれまでなのだけど、めでたしめでたしのハッピーエンドが、ちっとも不自然ではない。むしろハッピーエンドじゃなきゃ、この話を見守ってきた観客としては許せん!という感じでした。

相変わらず小ネタも多すぎ。もう全然覚えられませんし、見逃しまくりだと思います。個人的に気に入ったのはプラカード。再観劇して全部見たい!「ビックマック」とか「日光江戸村」とか。

ただ周囲が濃すぎて、ちょっと斗真君がキャラ立ちしていないかな?という感じも無きにしもあらず。多少セットの動き等にアラも目立ってましたが、これは初日あけてすぐなので、今はもう改善されているでしょう。
東京のあと大阪なのですが、今後若い役者さんはじめ、芝居全体もきっとどんどん進化していくと思います。(大阪で見る方が羨ましい!)
posted by 花梨 at 23:58| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(1) | 芝居・一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月22日

『Cat in the Red Boots』 感想1

ゆる〜い感じですが、期待以上におもしろかったので、再観劇したかったのですが、自分が行かれる日のチケットがなかなか見つからない!
再観劇後に感想をUPを企むものの挫折しそうなので、とりあえず初日あけてすぐの感想です。

ここの所ハードで大人な新感線でしたが、ちょっとおポンチ入った、ゆる〜いおもしろさの新感線もいいですね!
かつて青山円形劇場で上演した『リトルセブンの冒険』を思い出しました。あの作品、子供向けと銘打ってまったが、いやいやどうして。正直その後同じモチーフで上演した『ロストセブン』より、私はおもしろかったと思います。

開演前着席と言われていたので早めに着席。一階席でしたが、客席の配置がオモシロイ!270度?囲み舞台。
何故か開演10分前にJUDASがかかる。何事?と思ったら、客席を通って登場〜!
続きを読む(以下ネタバレ)
posted by 花梨 at 23:13| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 芝居・一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月17日

『Cat in the Red Boots』 簡易感想

新感線☆NEXUS vol.2『Cat in the Red Boots』
1幕;75分 休憩;15分 2幕;85分

実は余り期待してなかった。でも実際見たら、凄くおもしろかったです!深く考えず、とても楽しめる舞台!楽しかったよ〜。

これから行く方へ。
開演10分前に着席のこと。アンサンブルに注目。プラカードの文字にも注目。

新大久保の山ちゃんで酔っ払ったので、本日はこれぎり〜。下記の『TOMMY』情報、追記してます。
posted by 花梨 at 01:52| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 芝居・一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月15日

スウィート・チャリティ アフタートークイベント

スウィート・チャリティ 2回目の観劇は、アフタートークイベント付き。
出演は石井一孝さん&樹里咲穂さん

今日の大ヒット カズさんカーテンコールがBig Daddy!(いつもはヴィットリオ。)しかもアフタートークもBig Daddyの扮装のまま!本日のみのサービス(なのか?)だった模様。

アフタートーク、ざっと覚えていることだけ

・Big Daddyの扮装だととにかく大きい。10センチヒールに、アフロの鬘なので。
・石井さんは体が柔らかいとアピール。バレエの5番の足を、わざわざズボンの裾を持ち上げて披露。
樹里さんは体が硬い。5番の足は出来無い。踊りの上手さは、関係ないと主張。
・石井さんの芝居がおもしろいと、樹里さん。いつもソデで見ている。
・Big Daddyの出番が終わったあとは、いつもどう?と聞いてくる。
・石井さん同様よく喋る初風さん、稽古場で石井さんがいると私が喋られないとしょんぼりしていた。

途中で岡千絵さんもウースラの扮装のまま登場。実はウースラ以外にもう一役やってます、と紹介。

質問コーナーは余り覚えてないな〜。
「初対面の印象」 樹里さんが最初は二枚目っぽかった、と。
「役者志望だけど、演技が小さいと言われる。どうしたら大きく見せることが出来るか」
これには二人とも、小さいと言われたことないし、顔濃いし、と答えたあとに、大袈裟に演技しようとするのではなく、伝えようとするのが大切(だったかな?)と良い回答を。

余り覚えてなくてごめんなさい。最後に土・日がまだ席に余裕があるので、来てくださいと宣伝していました。
石井さんと樹里さんの、息の合ったトークはとても楽しかったです。

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2006年09月14日

魔界転生 二度目の観劇

初日以来の観劇。初日よりは、全体のノリは良し。
うーーーーん、おもしろくなる要素いっぱいなのに、いまひとつ。
つまらない芝居ではないだけに、もったいない印象。演出が地味だし、メリハリが無いんだよな〜。
それでも柳生七人衆が、どんどん愛しくなってきてしまったので、かなり自分は楽しんでます。
柳生七人衆、どんどんキャラ立ちしてます!

続きを読む(ネタバレしてます)
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2006年09月11日

放浪記でびっくり

一度は見てみようと、森光子主演『放浪記』を帝国劇場へ観に行く。

スゴイ…帝劇超満員…。今、日本で一番お客が入っている芝居なのではないだろうか?
途中で有名なでんぐり返しのシーン、満員の観客、大喝采!これにもびっくり。
自分は前半がおもしろかった。女給さんたちの着物がみなカワイイ。

いや〜、色んな意味でカルチャーショックを受けた観劇でした。さすがにロングランしているだけあって、しっかりした作りの芝居です。でも帝劇はこの芝居には大きすぎると思う。かつて芸術座で上演していた時に見たかったなぁ。

それにしても初演以来、代役なしで、ずっと「林芙美子」を演じ続けてきた森光子さんには、敬服なんて言葉じゃ表せません。
健康に気をつけて、ちゃんと仕事しようとか、当たり前のことを思い起こさせてくれました。
posted by 花梨 at 00:03| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(1) | 芝居・一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月04日

りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ 第四弾「オセロー」 感想その2

間があいてしまいました〜。金曜・タナボタ、土曜・魔界転生、日曜・歌舞伎フォーラム。疲れた〜。

東京公演 感想その1
新潟公演 感想


年齢といえば、イアーゴの設定は幾つくらいなのだろう?オセローとデズデモーナはかなりの年の差カップル。そこがまた妻を疑う原点のひとつでもあるのだろう。
実際の役者さんの年齢からいくと、谷田さんと笑也さんも実はかなり離れている。谷田さん舞台上では貫禄あるから、そうは見えないけど、まだ若いのですよね。

バーバリーの悪霊、楽師たちの次に舞台滞在時間が長い。衣装が緑色なことに、ハッとさせられました。嫉妬、の怪物ですね。
松岡版の本に、この登場人物の中でイアーゴのみが、階級が低いとあり、オセローの嫉妬が前面に出るが、実はイアーゴの、周囲の人間に対する嫉妬の方が重要で。
その「負」の部分の感情を担っているのが、バーバリーの悪霊なのかな…。

自分でも自分をコントロール出来なくなっていくオセロー。最初は真っ直ぐで涼しげだった眼差しなのに、段々とその目に狂気の光が宿っていく。
初見ではイアーゴに、ニ回目ではオセローに、そして三度目の観劇ではデズデモーナが「婚礼のシーツを…」と言う辺りから、涙がじわりと出てきた。

3度目の観劇、デズデモーナ殺害のあたりから、ただ泣いている自分。
一番好きな台詞は「デスデモーナ、死んでしまった。」

谷田さんの声が、残念ながら東京公演途中でかすれてしまったのだが(これは経験なので。染五郎さんですら、初・新感線ではからしてたし。)、この台詞に関しては、このかすれた声で振り絞るように訴えるのも、効果的だったと思う。

折り重なった死体を前にし、やはり潤ちゃんのイアーゴは涙を流していた。

カーテンコール、うってかわって楽しげな雰囲気。すぐに後ろに引っ込もうとしてしまう潤ちゃんを、引っ張る谷田さん。
笑也さんが、谷田さんと潤ちゃんを、仲直りさせようとするかのように二人の手を取ってたのも、印象的。

鳴り止まぬ拍手。繰り返されるアンコール。本当に印象的で良い公演でした。

すっかり私、はじめ澤瀉ファンの魂を持っていった、ムーア様こと谷田歩さんの今後の予定。

『song&dance ハムレット』
2007/2/3、2/4 THEATRE1010 
2007/2/13〜2/18 サンシャイン劇場

植本潤ちゃんの次回公演は私ももちろんチケットゲット済み〜。
『ジェイルブレイカーズ』
2006/10/6〜10/23 東京グローブ座
2006/10/28、29 大阪シアターBRAVA!
posted by 花梨 at 22:47| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 芝居・一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月03日

魔界転生 初日

魔界転生みて、友達と飲んでタクシーで帰ったので、へとへと。初日あけだし、ざっとした感想です。

いや〜色んな意味で楽しめました(笑)筋はかなり原作通りなので、ジュリーの深作版の映画のイメージで来た方は戸惑うのでは?(窪塚版は余りにつまらなくて、古田さんの出番以外、ろくに覚えてません。)
正直一幕は筋追いの部分が多くて、澤瀉版の八犬伝を期待したら、納涼版のを見せられた感じ?筋を追えば良いってもんじゃないんだよ!でも役者がみなハマってるから許す、みたいな感想でした。

でも二幕からかなりおもしろくなってきました!特に一幕後半でありえないアクシデントが!逆にそれが上手い方向に作用し、お客さん一気にノセてくれ、そこからラストまで一気に突っ走りました。
楽までどう進化するか楽しみです。特に柳生七人衆、大健闘!今まで映像化でどうしても全面に出ない彼らが、今回の舞台ではなかなかおいしいです。原作の彼ら(人数が10人から減ってるが)が好きな人は、楽しめると思います。

三枝麻右衛門役、G2芝居ではお馴染みの関秀人さんのブログに初日のレポ出てます→

新感線的な芝居を期待して行くと、ちょっとがっかりするかも?原作に近く、G2さんの「男のドラマ」という点は良かったと思います。
でも四郎の登場はもっと派手でも良かったかも。成宮くんが素敵で良かっただけに。
あと殺陣はこの芝居だけ見てれば良いのだけど、なまじ『吉原御免状』の堤さんの二刀流とか見ている人には物足りないと思います。

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2006年09月01日

りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ 第四弾「オセロー」 感想その1 

東京公演は千秋楽を迎えました。何で平日の昼間なの〜?新潟遠征で休みを使ってしまったし、まして月末だしで、行かれない…。非常に残念でした。
なので楽イブの観劇となったのですが、会場着いて驚きました。

パンフレットが売り切れ!Tシャツの黒バージョンも無し!

きっと予想外の売れ行きだったのでしょうね。喜ばしいことです。
思い出したのは新感線の初・演舞場となった「阿修羅城の瞳」2000年版。サントラCDが公演途中で完売してしまったのですよね。こちらも想像以上の売れ行きだったようで、勢いがある時ってきっとこういうものなのでしょう。
りゅーとぴあ能楽堂シリーズにも、良い風が吹いている気がします。

初見の新潟公演で、事前に情報知りたくて(私自身はネタバレ平気)ネットで検索したのですが、余り感想等探せず、ホント予備知識無く会場に入り、まず舞台に置かれた太鼓のお面に???栗田さん、何をやってくれる?でした。
楽師たちが登場、衣装もモノトーン、そこに白と黒の仮面を付け、太鼓を叩き始めたときは、いきなり脱帽でした。

楽師の女の子たちの衣装がまた格好良い。白地に模様の柄の位置が全員違うけど、不思議に調和して、その衣装のサバき方がまた格好良い。
この柄は何をモチーフにしているのでしょうか?他の登場人物の襟の部分(着物でいうと、半襟に当たる辺り?)も同じ柄で、衣装のセンスの良さにまた脱帽。

楽師たちは様々な楽器を手に取り、音をつむぐ。芝居に合わせて、時には感情の爆発だったり、見得のようだったり、音楽だったり、実に効果的でした。太鼓のリズムはアフリカっぽいイメージ?私は音楽方面に明るくないのですが、オセローに合わせると、やはりアフリカっぽいのかな?
楽師たちと同じくらい舞台滞在時間が長い、バーバリーの悪霊。マクベスの魔女もですが、栗田さんの演出は、こういった人物の舞台における使い方にも感心させられます。

本ですとロダリーゴとイアーゴの会話からはじまるのですが、この芝居ではオセローとデスデモーナの婚礼の場面からはじまりました。
婚礼の接吻で幕をあけ、死の接吻で幕を閉じる。美しいですね…。

笑也さん、谷田さんと並ぶと華奢に見えます!東京では少しメイクも濃くなったようで、新潟の時より美しさがアップ!していました。
しかし谷田さん、さすが183cm、胸囲100cm。そのビジュアルで、まんま外人なんですもん。格好良いわ…。

この厳粛な儀式のあとに登場する、ロダリーゴとイアーゴの掛け合いの間が上手い。狂言のよう?この二人の会話の部分が前半は多いのですが、終始オモシロイ。
新潟では潤ちゃんが詰まってしまい、「もう一度!」と何度かやり直してましたが、翌日同じ場面を見るまでは「そういう芝居」かと。潤ちゃん上手いな〜。

各登場人物のキャラクターの違い、バランスがまた良い。この後登場する喜之助くんのキャシオーは、髪型も今風で、若々しいの爽やかな二枚目で、デスデモーナに求婚しても、断られるロダリーゴと上手い対比。

これは演出の指示?各役者さんの役作り?
オセローの谷田さんは、胸を張り真っ直ぐな視線。
イアーゴの潤ちゃんは、やや猫背で手は大体前。視線は上目遣い。
谷田さんががっちりしていて、潤ちゃんが華奢なので、二人の対比が一層際立って、キャスティングの妙を感じました。

続く。
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2006年08月31日

『オセロー』 東京公演 梅若能楽学院会館 簡易感想

『オセロー』 東京公演、ようやく観劇してきました。新潟の時より進化していて、あの長丁場、時間のたつのが早かった!
とてもとても素晴らしかった!凄くおもしろかった!

本日は翻訳の松岡さんもご観劇。澤瀉の役者さんの姿もありました。

何が嬉しかったって、満員の客席です。
『マクベス』の時は多少空席もあり、おこがましい言い方ですが、こんな素晴らしい芝居なのにもったいない!と思ったのですが、本日はチケット完売で、一ファンとしても、嬉しかったです。

ところでブログのテンプレートを変えてみました。だってこのテンプレート、「ムーア」って名前なんだもん♪
澤瀉ファンにも、オセロー役の谷田さん、大人気です。
→谷田さんの美声、パート2→
(新潟のホテルで竹中工務店のCMに萌えました。)
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2006年08月28日

りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ 『マクベス』

次回公演予告!
りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ 『マクベス』
2007年3・4月 新潟・東京、ほか地方公演予定


詳細はまだ発表になっていませんが(配役等も未定のようです)、来春『マクベス』上演です。
(ちらし、パンフ等でお知らせ有りました。)
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2006年08月27日

『オセロー』 りゅーとぴあ能楽堂

昨夜新潟から帰宅、感想アップしたかったのですが、あっという間に気絶してしまいました。
かなり長い芝居、しかも無茶苦茶密度が濃い!自分のエネルギーを舞台に吸い込まれた感じです。

嫉妬が生み出す呪いの儀式
りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ 『オセロー』

作/ウィリアム・シェイクスピア
翻訳/松岡和子
構成・演出/栗田芳宏
衣裳デザイン/時広真吾


【配役】
オセロー・谷田歩 イアゴー・植本潤 デスデモーナ・市川笑也
キャシオー・市川喜之助 エミリア・山賀晴代 ロダリーゴー・河内大和
プラバンショー/グラシアーノ・荒井和真 ピアンカ・田島真弓 バーバリーの悪霊・横山道子
公爵/モンターノー・栗田芳宏
楽師・横山愛 塚野夢美 住田彩 塚野星美


会場に入って配役を見て、まずびっくり。喜之助くんキャシオーか!前回マクベスのマルカム役も良かったので、期待・大でした。

これからいよいよ東京公演がはじまりますので、激しいネタバレは無し、見所重視の感想です。

続きを読む(ネタバレはほぼナシ)
posted by 花梨 at 13:23| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(1) | 芝居・一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月25日

『オセロー』 りゅーとぴあ能楽堂 速報

りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ『オセロー』が開幕しました!
本日新潟まで見に行きましたよ〜。19:00開演、15分の休憩を挟んで、22:15までという長丁場でしたが、全く飽きることなく、一気に悲劇の終幕までドラマは進んでいきました。

無茶苦茶期待・大で新潟まで来たわけですが、期待通り!おもしろかったです!
演出は相変わらず冴え渡り、音楽・衣装などとの調和が素晴らしい。
役者さんもハマり役のオセロー・谷田さん、軽妙に芝居を縦横無尽に操る、イアゴー・植本さん、鈴のような美しい声音のデスデモーナ・笑也さん、他の役者さんも皆さん素晴らしい!(特に今回私のお気に入りはエミリアの山賀さん。)
ただやはりかなり長い・濃い芝居なので、体力・気力充実させて、観劇に挑むことをお勧めします。

とりあえず簡易感想です。
(ちょっとだけ余談・以下反転。笑也さんのヘアメイクはちょっとうーん・・・。エミリアは綺麗だったのですが。

東京公演 梅若能楽学院会館
8/28(月)〜31(木) 
開演:28(月)19:00、29(火)14:00、19:00、30(水)19:00、31(木)14:00
チケット料金:SS席5,000円、S席4,500円、A席4,000円
posted by 花梨 at 23:57| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(1) | 芝居・一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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