2005年09月25日

『天保十二年のシェイクスピア』観劇

『天保十二年のシェイクスピア』観劇
(あらすじ・配役は上記リンク参照)

パンフは10月に舞台写真が入ってから買う予定なので、記憶が曖昧なところなど申し訳ない。
2002年のいのうえひでのり演出版は、かなりハマってリピートして観ました。上演が東京→大阪だったが、大阪も見ました。DVDももちろん購入済。なのでかなり比較してしまいます。
でも今回もとてもおもしろかった。満足度も高い。ただどこか物足りない気持ちが残るのは何故?(吉原の感想と似てるな。)

普通に、何も考えずに見に行って、おもしろいのはいのうえ版。初見のお客さんにも話が判りやすく演出しているし。
シェイクスピアの作品を浮かびあがらせているのは、さすがに蜷川版かな。大人でエロチックだったし。(いのうえさん、男女の情感とかはいま一歩だものな〜。)
とはいえ再観劇するので、また感じ方が変わるかも?

蜷川さんの演出は、普段は結構インパクトある手法を使っていると思ったが、今回は余りそういった面を感じなかった。

ただどうなんでしょう?今回一番気になったのは、肝心の三世次の印象がひどく薄い。
実はいのうえ版も初見の時は、うーん、三世次いまいち?だったが、二回目以降は上川さんの三世次無茶苦茶良かった!
これは蜷川版の三世次の場面の演出が、ちょっとインパクトが弱かったからかも。改めて今回観劇して、三世次の出番はホント少ないな〜と痛感。

もうひとつ気になった点。音楽が退屈。これがまた三世次の印象、特に一幕を薄くしてしまった原因かも。いのうえ版は生演奏。これは大きい。何といっても生には敵わないもの。ムード歌謡みたいな似たような曲が延々と続くのには閉口。

一幕は三世次の出番が少ない分、「きれいはきたない♪」とか「ことばことばことば〜♪」にもう少しインパントが欲しい。
(「きれいはきたない♪」の演出場面、好きじゃなかった。王次の××シーンは好きだったのだけどどね。)

音楽の好き嫌いはあると思うが、とにかく似たような曲ばかりで単調なのは私的にはダメでした。単体では良い曲なのだけど、芝居全体として見ると飽きがくる、という感じ。(誤解して欲しくないが、岡崎さんの曲みたいにロックで!という意味では無いです。)

三世次に関しては、上川さん版も初見の時と二回目で全然印象が違ったので、再観劇に期待。

とはいえ王次@藤原竜也とか、幕兵衛@勝村政信とかはすっごい良かった。(幕兵衛は勝村さんのが好きかも。古田ファンなのにな〜。王次は全然違うアプローチで双方好き。)
王次は出番少ないのに、印象が強く残る。藤原くんはさすがです。

あ、凄くイヤだった演出。お光とお幸の対面の場面。二役の影武者の使い方が嫌い。7月歌舞伎座で蜷川さんが演出した、本家『十二夜』の二役の時の仮面の演出も大嫌いだった。
あえて影武者を判らなくする演出を嫌っているのだろうけど、別に正攻法で良いのに、と思う。

とりとめない感想だな〜。二度目の観劇でもう少し纏まった感想を書きたいです。


posted by 花梨 at 04:53| Comment(0) | TrackBack(1) | 芝居・一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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