2005年8月20日(土)〜2005年9月9日(金) シネクイント
出演:中川晃教・上川隆也・高橋由美子・杏子・大塚ちひろ・高田聖子・橋本じゅん
植本 潤・粟根まこと・吉野圭吾・泉見洋平・池田成志・秋山菜津子・江守 徹 他
『二人のSHIROHが出会うとき、三万七千人の叫びは神の歌となる。』
劇団☆新感線、初のちゃんとしたミュージカル。帝劇で数十年振りのオリジナルミュージカル。その映像版の上映。
理屈はどうでもいい。たった2000円だ。芝居好きなら、ミュージカルが好きなら、今すぐ見るべし!
それにしても中川晃教くんの歌は、何故こんなに聞くものの心を震えさせるのか…。
『SHIROH』についてはあちこちで語りつくされているし、今更ここで感想を書くのはと思っていたのだけど、『SHIROH』で検索して来てくれる人が多いのに、ゲキシネの紹介だけっていうのもな〜と思い、ちょっとだけ。
ハッキリ言って、穴だらけだし、青臭いし、荒っぽい芝居ですよ。
キレイ・キレイに作られた芝居、特にキレイ・キレイな歌じゃなきゃイヤ!というミュージカルファンの方は、きっとお嫌いな芝居だと思います。
でもとにかくおもしろい!パワーがある!訳のわからん迫力がある!
私はこういう芝居がだいっっっ好きだ。
作っている側が絶対的に「自分たちの創っているものは、格好良い!おもしろい!」と自信に溢れている。
すでに40歳をとうに過ぎた新感線の製作陣なのに、今だにこういうパワーを持っているのが凄い。
観客の心を熱くさせ、たまらなく切なくさせる、そんな芝居をまた観たい。
≪補足≫
『SHIROH』の前に、なんと言っても新感線の代表作、『髑髏城の七人』についして熱く語ろう!と思い、ホントに熱く語り続けてしまいました。
『SHIROH』も語りだしたらもの凄い長文になりそう…。とりあえずゲキシネ、もう一度行ってきまーす!
それにしてもゲキ×シネは、またまた中川さんだったんだ。私も観てみたいよ〜。
迫力のあるお芝居・・・・、観てみたい!
くりゅさんはデビュー当時の中川くんの歌を聴いてたのよね。音楽関係は非常にうとい自分…。
ゲキシネ、良かったら一緒に行きましょう。
ただし「長い!」です。
花梨さんが「アカドクロ」「アオドクロ」の記事でご指摘のところ=従来の劇団☆新感線と違っているのがきっと私に合うのでしょうね。
でも「アオドクロ」のゲキ×シネも観ればよかったと思ってます。だって舞台より安いし敷居が高くないもの。
『SHIROH』また行きそうでコワイ。28日は歌舞伎座第二部があるのいうのに...。
ゲキシネ、早速もう一回チケット取ってしまいました。
阿修羅も2000年と2003年、髑髏城もアカとアオ、別作品というくらい違います。(私が好きなのは2000年&アカ)
『SHIROH』はキャラ造詣は従来とは変わってますが、やりすぎなほどてんこもり!無茶苦茶なパワー!とかは、変わらぬ新感線という感じがします。
『SHIROH』が一番大きく違うのは、中川くんに完全にアテガキされた脚本・演出という点かな?
昔はほとんど古田さんにアテガキされていましたので。
この辺りも今書いてますがまとまらない〜。