肝心の芝居、一回目よりも全然良くなっていて、凄く楽しめる舞台でした。
この日は美輪&天知版を観劇したこともある人と一緒に。さすがに昔すぎて記憶が薄かったようだが、断片的な印象を聞くことが出来た。
黒蜥蜴…麻実さんは大好きだが、美輪さんの浮世離れ感・時代的な匂いの漂う黒蜥蜴がやはり好きだった。
明智…台詞はさすがに凄く上手いけど、せめて麻実さんより背が高い人が良い。衣装・ヘアメイクをもう少し工夫してあげれば良いのに。
二人の台詞のやり取りには大変感心したそうだが、物足りなさも残ったようだ。
で、賛美両論の千葉明智。以降は私の感想です。
私は千葉哲也さんという俳優さんがとても好きです。今年の舞台出演は多分ほぼクリアー?それだけに何故この時期にいきなり黒蜥蜴出演になったのか、非常に不思議でした。
今年の千葉さんの(私が知っている限りの)舞台。
1月「サムワン」俳優座劇場
3月「ひかりごけ」スズナリ
4月「カエル」新国立
5〜6月「スラブボーイズ」ベニサンピット(演出も)
8月「東京原子核クラブ」俳優座劇場
9月「魔界転生」新橋演舞場
働きすぎだよ…。当然年末はお休みと思ってましたよ…。
今回の「黒蜥蜴」 にイチ観客として、いまひとつ違和感を感じてしまうのは、最初に上演のニュースを知ったのは、5月の「スラブボーイズ」のパンフレットで。以降詳細がずーっと発表されず、いきなり10月に発表。しかも演出がルヴォー単体では無くなったりと、色々勘繰りたくなる要素がいっぱいで、芝居の前にそういうアレコレに頭がいく自分がイヤでした。
もしかして上演自体が危ぶまれていたのかなぁ?千葉さんの明智役もどうも急にキャスティグされたっぽい感じだし。
ルヴォーと組んだことがあって、演技力に問題無くて、スケジュールがあいてたから、急遽駆り出されたとしか思えないのですよね。
もちろん観客としては裏事情はどうでも良いことなのですが、単なるイチ観客にも舞台裏のバタバタが容易に想像出来てしまうところが何だかなぁ…。
肝心の明智役の感想については、私は上記の要素が頭に入ってしまた上での観劇ですので、真っ白な感想が言えないのです。
ただ初見の時は正直黒蜥蜴と明智の間の恋愛感情が薄いのが、一番気になっていたのですが、今回はラブ度が激しく増していて凄く良かったです。
凄く頭の良い明智という印象。贔屓目がはいるけど、惚れられる要素は満載だと思います。
ただ衣装がいまいち。変装を解く所も、もう少し引き抜きっぽく出来ないまのでしょうか?他の方の衣装は凄く素敵だっただけに、もう少し「格好良く見える」衣装を考えて欲しかった。
裏事情云々は私の想像の範囲ですので。真実とは思わないで下さいね。想像とはいえブログに書こうかどうしようか迷いましたが、もう楽も近くなってきましたので、モヤモヤしたまま観劇記を書くのもと思い、書いてみた次第です。
続く。
10年越しの千葉さんファンとして、花梨さんの「千葉哲也さんという俳優さんがとても好きです」という言葉に感激しました。
私がいうのもおかしいですが、ありがとうございます!今後もヨロシクお願い致します!!
あまりの嬉しさに足跡残してまいります。では、これからもブログガンバって下さいませ☆
10年越しの千葉さんファンとは!凄い!
私も劇場で貰うちらし束の中で、お名前だけは知ってましたが、
ここ一年で急に気になる俳優さんになりました。
ぺーぺーファンですが、頑張って舞台レポします!