2006年09月01日

りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ 第四弾「オセロー」 感想その1 

東京公演は千秋楽を迎えました。何で平日の昼間なの〜?新潟遠征で休みを使ってしまったし、まして月末だしで、行かれない…。非常に残念でした。
なので楽イブの観劇となったのですが、会場着いて驚きました。

パンフレットが売り切れ!Tシャツの黒バージョンも無し!

きっと予想外の売れ行きだったのでしょうね。喜ばしいことです。
思い出したのは新感線の初・演舞場となった「阿修羅城の瞳」2000年版。サントラCDが公演途中で完売してしまったのですよね。こちらも想像以上の売れ行きだったようで、勢いがある時ってきっとこういうものなのでしょう。
りゅーとぴあ能楽堂シリーズにも、良い風が吹いている気がします。

初見の新潟公演で、事前に情報知りたくて(私自身はネタバレ平気)ネットで検索したのですが、余り感想等探せず、ホント予備知識無く会場に入り、まず舞台に置かれた太鼓のお面に???栗田さん、何をやってくれる?でした。
楽師たちが登場、衣装もモノトーン、そこに白と黒の仮面を付け、太鼓を叩き始めたときは、いきなり脱帽でした。

楽師の女の子たちの衣装がまた格好良い。白地に模様の柄の位置が全員違うけど、不思議に調和して、その衣装のサバき方がまた格好良い。
この柄は何をモチーフにしているのでしょうか?他の登場人物の襟の部分(着物でいうと、半襟に当たる辺り?)も同じ柄で、衣装のセンスの良さにまた脱帽。

楽師たちは様々な楽器を手に取り、音をつむぐ。芝居に合わせて、時には感情の爆発だったり、見得のようだったり、音楽だったり、実に効果的でした。太鼓のリズムはアフリカっぽいイメージ?私は音楽方面に明るくないのですが、オセローに合わせると、やはりアフリカっぽいのかな?
楽師たちと同じくらい舞台滞在時間が長い、バーバリーの悪霊。マクベスの魔女もですが、栗田さんの演出は、こういった人物の舞台における使い方にも感心させられます。

本ですとロダリーゴとイアーゴの会話からはじまるのですが、この芝居ではオセローとデスデモーナの婚礼の場面からはじまりました。
婚礼の接吻で幕をあけ、死の接吻で幕を閉じる。美しいですね…。

笑也さん、谷田さんと並ぶと華奢に見えます!東京では少しメイクも濃くなったようで、新潟の時より美しさがアップ!していました。
しかし谷田さん、さすが183cm、胸囲100cm。そのビジュアルで、まんま外人なんですもん。格好良いわ…。

この厳粛な儀式のあとに登場する、ロダリーゴとイアーゴの掛け合いの間が上手い。狂言のよう?この二人の会話の部分が前半は多いのですが、終始オモシロイ。
新潟では潤ちゃんが詰まってしまい、「もう一度!」と何度かやり直してましたが、翌日同じ場面を見るまでは「そういう芝居」かと。潤ちゃん上手いな〜。

各登場人物のキャラクターの違い、バランスがまた良い。この後登場する喜之助くんのキャシオーは、髪型も今風で、若々しいの爽やかな二枚目で、デスデモーナに求婚しても、断られるロダリーゴと上手い対比。

これは演出の指示?各役者さんの役作り?
オセローの谷田さんは、胸を張り真っ直ぐな視線。
イアーゴの潤ちゃんは、やや猫背で手は大体前。視線は上目遣い。
谷田さんががっちりしていて、潤ちゃんが華奢なので、二人の対比が一層際立って、キャスティングの妙を感じました。

続く。


posted by 花梨 at 00:42| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 芝居・一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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「オセロー」〜りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ第四弾〜
Excerpt: 舞台を観ていて、自分でも抑えきれない感情の起伏に呑み込まれる時があります。 このシリーズは、私にとって、もしかしたらそういう舞台なのかもしれません。
Weblog: 好きなことは止められない♪
Tracked: 2006-09-07 09:48
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