2006年03月01日

「マクベス」りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ 再度観劇 2

3月になってしまいました。まだ寒いけど、ブログのテンプレートを春らしくしたのだが、ちょっと見難いなぁ。またゆっくり考えよう。

で、2月の続き。『マクベス』です。
初見ではとくかく演出の見事さ、可愛らしく、そして恐ろしい魔女たちに目が釘付けでしたが、戯曲を読み、改めて舞台を見ると、主役であるマクベス夫妻の異質な空気が、実にこの舞台に合っていたということを思い知らされた。

マクベスのお話は、メジャーリーグ「笹部博司のシアターカフェ」に詳しく出ています。

マクベス夫人を演じた、市川笑也さん。東京リターン公演で、一番の見所だったかも。前回の観劇時より、伝わるものが一番多くなった。

逆に右近さんは楽ということもあったのか、少々力が入りすぎて残念。右近さんは抜いた芝居をしている時の方が、私は好きです。
とはいえ前回もお気に入りだった、ラストの「首を取られるマクベス」の表情は最高です。

二人とも狂乱の場面(マクベスは一幕・夫人は二幕)が、印象的。
そしてこの狂乱を呼び起こす、バンクォー役の谷田さん!前回よりお疲れ気味?でしたが、それは比較してということなので、初見でしたら相変わらず圧倒されたでしょう。赤い布の首に巻く演出も素晴らしいが、この時の谷田さんの目が血走っているのが凄すぎ。

喜之助さんのマルコム、王・ダンカンが殺された場面の、憂いの帯びた表情。いつの間にか、こんなお客の心に迫る表情が出来る役者さんになっていました。感慨深いです。
菅生さんも全ての役が、全く違った人間が演じているように見えるほどでした。

それにしてもシェイクスピアの作り上げた物語の、何と素晴らしいことでしょうか!改めて大変な力のある戯曲であり、そしてどういった調理法をとっても、どーんと受け入れられる戯曲なのでしょう。
もちろん調理法もさまざま。今回の演出・栗田芳宏さんは、最高の料理人でした!
posted by 花梨 at 23:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 芝居・一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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