2006年01月07日

「正月時代劇 新選組!! 土方歳三 最期の一日」

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BSで再放送がありました。録画していたのだけど、結局もう一度リアルタイムで視聴。だっておもしろいんだもん!
HDDレコーダーを購入したので、年末年始色々な番組を見たけど、やはりこのドラマがダントツにおもしろかったな。(あと夢中で見てたのは、CSで再放送した『大地の子』。大泣きしてたらティシュが切れていて、とても困った。)

細かい感想を書き出したらキリが無いのだけど、何かもう、朝の光がぱぁっと差し込んで、山本土方が羽織を見つめて、「近藤さん、あんなの所へ行くのは、もう少し先になりそうだ」と言って、羽織裂いて鉢巻をギュッと結んだ瞬間、もう何とも言えない感覚で…。役と役者が一体となった凄い瞬間という感じでした。
(美術さんの力も大きい。スタッフのもの凄い気合が随所に感じられた。)

ただ本当に良いドラマだったし、続編からの出演メンバーが、また実に良かっただけに、89分は短いよ〜っっっ!相馬とかもう少し見たかったよ〜。若いけど、デキる男といった雰囲気を、あの短い時間でちゃんと表現してただけに。
せめて本編あとに大河の時の最終回みたいに、主要登場人物のその後が欲しかったな。
とはいえ思わず榎本さんの本やら、幕末関係の本を読み出してしまった自分。そういう風に調べたい気持ちにさせるのは、歴史を扱ったドラマとしては大成功だと思う。

89分という限られた時間だから、登場人物も、時間も極力絞ったのが成功していると思う。もちろん出て欲しかった人物、見たかったエピソード等たくさんあるが、それを盛り込んでしまったら、単なるダイジェスト再現ドラマになってしまう。年末の河井継之助ドラマが、まさにこの失敗を踏んでいたし。(思い入れが強すぎて、あれやこれや詰め込みすぎたかな〜という印象。なかなか取り上げられない人物をドラマ化するのは、素晴らしいことだけど。)

1/3の放送直後に残酷だな、と書いたのは、死に場所を求めた土方が、「生きる」ことを決意した直後に死んでしまうこと。大河本編でも三谷さんは残酷だな、と思うことが多々あった。そこがまた良いが。
今回好きなのは、土方を必要上に英雄に書かなかったこと。例えるなら職場の格好良い上司?その上司がいなくなっても、会社は変わりなく動くのだが、
身近な人にとっては、絶対に忘れられない、格好良い人だった、みたいな。

それと前回も書いたが、もう佐藤B作さんの永井様がたまらなかった!大河本編から出ていて、本筋に絡む数少ない登場人物で、実は続編を見返すと出番もそれほど長くない。でもメチャクチャ良い台詞を言う。
ここで降伏したら近藤に何と言ったら良い、という土方に、「ごめんなさいでいいじゃないか。」この台詞、今回のドラマで一番好きかも。
最後の「さてと、降伏してくるか。」も良かった〜。

そしてラスト走る鉄之介。写真も大げさに使うのではなく、ホントさりげなくしか出てこない。(本物そっくりにするため、大変な苦労をして撮影したようなのに。)
彦五郎さんものぶさんも出て来ないと知り、当初はがっかりしたが、逆に想像を刺激されて良かった。視聴者は鉄が遺品を届けたことを知っている訳だし。(でも鉄が若くして死んでしまうことを思うと、切なさ倍増。)

それにしても三谷さんはどういう意図で榎本役に愛之助さんをキャスティングしたのだろう。歌舞伎ファンだけど、発表された時はびっくりした。その後製作レポ等で扮装の姿が余りに似合っているので、期待・大だったが、予想を遥かに上回る素晴らしい榎本でした。

3日見た時は「土方さんの側にいたい!」とやたら駄々をこねるな〜島田、年長者なのにと思ってたが、BSで再度見てる内に、島田は長く土方の側にいたから、予感みたいなものを感じたのかな、とか、ロマンチ(笑)なことを思ってしまった。
そして大河本編から出てくる食べ物が実においしそうだったが、続編でもワインとサイドウィッチがおいしそうで、放送翌日早速食べました。

いや〜製作者側の「熱さ」が、画面を通しても伝わってくる、素敵なドラマでした。

posted by 花梨 at 23:51| Comment(5) | TrackBack(1) | 芝居以外・感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こっちにも失礼します。
私も、土方の周りの人々の思いや台詞に泣かされまし
た。特に、土方の死を知らされた後の新選組の面々、
永井様のシーンで・・・。
ディスカッションシーンは、三谷さんの真髄!あの
ディスカッションで榎本と土方、そしてラストには大
鳥と、それぞれの心の内を徐々に見せ、3人の心境の
変化もじわじわと。緊迫感がありながら心地よいテン
ポだったと思います。

ところで、不勉強で鉄のその後を知らないんですが、
何か「これ読むといい」という本ってご存知じゃない
でしょうか??
新選組の面々や榎本たちについても、興味が湧いたので
調べているところです♪
Posted by yopiko at 2006年01月10日 00:15
こんにちは。私も土方の死を知らされた場面は好きです。ベタだけどテーマ曲が流れたらもうたまりませんでした。

鉄のその後については、ネットでも詳しく判りますよ。佐藤彦五郎エピソードをクリックして下さい。
http://hikogorou.blog5.fc2.com/

本は私もそんなにたくさん読んでないし、かなり偏ってますので…。一番最近読んだのは秋山香乃さんの『新撰組捕物帖 源さんの事件簿』だし。(源さんがまんまコバさんで変換されてしまった。)
誰か詳しい人フォロー楽しみます。
Posted by 花梨 at 2006年01月10日 01:54
リンクのご紹介ありがとうございました〜。
ちょっと調べただけでも、このまま色々手を広げだしたらとんでもないことになりそうな予感がします(笑)
小説も、少しずつ面白そうなものを選択していこうかと思ってます♪
Posted by yopiko at 2006年01月11日 23:29
タイトル変更した”かしまし娘”です。
どーぞヨロシクお願いします。
B作永井の「降伏してくるか」って軽くいった後「承知」(だったかな?)って厳しく言ったじゃないですか。その変化がたまらなかったですね。
「新選組を認めなかったこの国が、どうなるか見届けるんだ」って言うの。そんな見方で幕末を見たことがなかったので、ムムム。でした。
愛之助は、ほんと、なんでキャスティングされたのかねぇ?不思議です。
発表された時は「ヒゲ面でしょ。あり得ねぇ」って思ってたんですが、意外にも…。似合ってた。ハハハ。
Posted by かしまし娘 at 2006年01月12日 16:15
こっそりupした記事なのに、コメントがたくさんついて嬉しいです!

かしまし娘さん、こんばんは。ブログにも遊びに行きました。B作永井さまは「今まいる!」だったかと。(「承知」はオダギリ斎藤。)
愛之助さんはホントどういう経緯でキャスティングされたのでしょう?でもえらいハマってて驚きました。

yopikoさん
「新選組!」にハマったおかげで、幕末に興味がわき、細々と本とか読んでますが、おもしろいですね〜。
ただ史実系の本はほとんど読んでないし、小説もかなり偏っております。こちらこそおもしろい本か゜あったら、教えて頂きたいです。
Posted by 花梨 at 2006年01月12日 21:18
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Weblog: バリバリかしまし娘〜まいど!(旧:古典めざましタイ)
Tracked: 2006-01-12 16:03
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