ドラマも台無しだが、自分の頭の中も全て台無し。(良い芝居をみた)昨日の感動とか、今日の感動とか、すべて台無しにして、吹っ飛ばしてくれた、もの凄い破壊力の最終回。
脚本と演出は何を考えているのやら。水曜時代劇でやった吉右衛門丈の『武蔵坊弁慶』の最終回を猛烈に見たくなった。
とりあえず『『ジキル&ハイド』のCDでも聞いて、心を落ち着けよう…。
いやー実は私、学生の頃はそれなりに源平オタだったのですよ。(史実じゃなくて、文学の方だけど。)大学のゼミも平家物語系統だったし。子供の頃『草燃える』見て感動して、永井路子さんの本とか読みまくったし。
だから今回の大河、久々の源平ものだし楽しみだったのよ〜。放送前までは!
第一回はおもしろかったけど、実はすでに脚本にちょっと疑問を感じつつ、でも進むにつれてどんどんグダグタになっていき、手抜き回想垂れ流しに呆れ、それでも最終回近くなって内容が持ち直してきたから、期待してたんだよ〜(泣)。昨日の最終回特集の土曜スタジオパークだって見たんだよ〜。
弁慶の立ち往生もひどかったが、あのCGは…(唖然)。そして義経死んだのに、まだ時間あるよ、と思ったら、無駄に義経のことを思い出す人々の話で15分。蛇足すぎ。
数回進んだ時点で、脚本の金子さんは源平時代に思い入れの無い人では?と思ったが、源氏方のキャラクターの描き方の薄さを見ると、そう思わざるを得ない。
吉右衛門版『武蔵坊弁慶』の最終回は良かったな〜。萩野目慶子の玉虫にあてた手紙の朗読が淡々と流れる中、立ち往生の弁慶、炎に包まれる義経と妻。そして弁慶のショットで画面が暗転、「完」の文字。無駄な演出一切無し。
いや〜テッシュの箱を抱えて号泣した最終回だった。生憎総集編しか出てないこの作品、『義経』の完全版よりこっちの完全版出してください!>NHKさん。
かなり怒っているので、お見苦しい文章となりましたが、ご容赦ください。
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わたし15分延長を知らず、うるうるっときたところで録画映像STOPしてしまっていたのですが、みない方が良かったようですね。
安宅の関にうるうるっときて期待していたのですが・・・・なんか安心したような、やはりがっかりしたような。
15分延長を知らず、録画ストップしたということは、義経の自害の辺りでしょうか?
あの後からとんでもCGとか…とんでも人形とか…何かもう散々な演出の連発でしたので、45分で終わったのは幸せだったかもしれません。
とはいえある意味語り草になりそうな演出なので、土曜の再放送で見てびっくりしてください(苦笑)
最終回の評判を見ると、ある意味「恐いもの見たさ」というか、滅多に見れないものを見てみたいので、土曜日にチェックします(笑)
五条大橋は全編通すとまだマシだった気がします。いや、放送直後は爆笑したのですが。
しかしマツケンがあんな大根だとは思いませんでした。『草燃える』では良い芝居していたのですよ〜。
全然これまでの放送見てないんで何も言えた義理はありませんが、途中突っ込みたい部分を堪え堪え・・・。
そして話題のCGが出てきた時は「おぉ、これか〜!」と逆にテンションが上がりました(笑)
ラストの終わり方も「え?」てくらい微妙でしたね〜。来年の「巧妙が辻」も小説読んでるので楽しみなんですが、とんでもないものにならないことを願います。
それにしても義経が目指した「新しき国」って、何だったのか。最終回のタイトルにもなっているのに、結局意味不明でした。
とりあえず来年の「巧妙が辻」は上川さんだし、楽しみにしております。
NHKエンタープライズに商品化希望のメールを
しましたが、全く商品化の予定は無いそうです。
商品化希望の声が少ないからとのことでした。
結構あちこちで書き込みあるのにな〜となんか悲しい
キモチになりました。
もう見られないんでしょうかね・・・(涙)。
NHKの作品って、DVDになるものと、ならないものの差がありますね。当時の水曜時代劇は、見返したいものばかりなのですが。
CSで再放送したようなので、またどこかで放送する機会は無いかな〜?と思ってます。