でもね、一番のインパンクトは、開始1分で登場した、キーヨのショッキングピンクのシャツなのよ。本当にあのソウルフルな歌声はなに?感激しましたわ。
そんな熱い登場シーンから一転、2曲目の「スカボローフェア」はしっとり聞かせてくれます。
でも、バルジャンズとは「昭和歌謡」がメインのユニットらしい。
石井さんは昭和のロック小僧がそのまま青年になりました、という印象なので、昭和歌謡?まして予備知識ゼロの今井さんの昭和歌謡は益々???
これがハマりました、二人とも。でもカズ世代でもちょっと厳しい選曲かも?もう少し上の世代の選曲かな〜?
再度昭和歌謡の曲順アップ。
「恋の季節」
「恋のバカンス」
「恋のフーガ」
「星降る街角」
「ラブユー東京」
ここで何故か二人はホストとなり客席に降ります。歌ったり、トークしたり、お客さんと握手したり。
この部分のトークがあまり覚えていないんですよ〜。
後半のトークも混ざっていると思いますが、覚えている部分だけ。
ふたりが最初に知り合ったのは、ミスサイゴンの初演のオーデション。
ダンスの経験が全く無かった石井さん(某誌のインタビューで石川禅さんに、三次に壊滅的に踊れない人がいたとまで言われた石井さん。但しそれでも残っているということは、さぞ歌が上手いのだろうと思ったとのこと。)、振りの確認に色んな人に聞きまくってたのだけど、当然オーデション会場、周囲はすべて敵です。その中で今井さんが親切に教えてくれたとか。今井さんはその話を聞いて、びっくりされていました。
でも石井さんその後精進して、「アメリカンドリーム」の場面で2列目、今井さんは当然最前列で踊ってたそうです。
あ、今井さん、昔、ディズニーランドでダンサーしていたというお話も出てたました。
失敗談の話も色々ありました。今井さんがかなりおもしろい逸話を披露してくれたのだけど、「ここだけの話にして」とのことで、書けません(苦笑)。
名言「校舎の裏」は、今井さんのすっぱらしかった「This is the moment」 のあと。
男だったらやはり『ジキル&ハイド』はやりたいという話で、石井さんが、ジキルが今井さんならルーシーが自分、ジキルが自分ならエマが今井さん(爆!)とか言い出し、ではこっそり「校舎の裏」で上演しましょう、と。
『レ・ミゼラブル』関係のトーク。
今井さんはジャベールに大抜擢されて、でも若いうちにマリウスとかアンジョルラスも演じたかったようで。俺老けているのかな、としきりに気にされていました。これも「校舎の裏」行き?
あれ?今井さんの初演マリウスの物真似(似すぎで爆笑でした)は、このあたりでしたっけ?
バルジャンの「告白」は、今井バル&石井マリで。しかも旧バージョン!カットされた歌詞、やはりイイです(涙)聞いている私たちもうるうる…。
すぐに切り替えて「対決」(石井バル&今井ジャベ)。私、生で今井ジャベ見ていないので嬉しかった!
アンコール「彼を帰して」のあとも、いつまでも客席に手を振ってくれる二人。二人の会話も、お互いをとても敬いつつ、気の置けない関係という感じで、なんかもう大満足でした。
バルジャンズ、もう一度みたい!