大楽の細かい感想も書こうかと思いましたが、作品そのものに感じたことは、もう東京公演のレポで書き尽くした感じです。
私の東京公演の感想は下記の通り。
OUR HOUSE 17日マチネ
OUR HOUSE 二度目
『OUR HOUSE』 三度目
私が『OUR HOUSE』を最初に観劇したのは、17日マチネ。後にも先にもこれっきりの最前列でした。目の前の役者さんたちにくらくらで、夢中でしたが、この日感じたのは一幕がちょっと長いな〜と。
それが大楽ではあっという間でした!時間的にはそんなに変わってないと思うのですが。
『OUR HOUSE』というタイトル通り、カンパニーの雰囲気も凄く良かったです。だからジョーの帰ってくるところは、ここしか無いという最後にとても説得力があるのでしょうね。そして文字通り「家」を失ってしまった、ジョーの絶望も。
(ここのアッキーの叫ぶような歌声が好きなのだけど、大楽はあっという間に暗転してしまった…。)
東京公演で少々見ていて辛かった今井さんのパパも、新潟では歌い方とかいかにもミュージカルって感じでは無くなってて、ジョーに対する愛情もボリュームアップしてて、良かったです。
そして香寿ママはやはり良いです!燃える家の前で息子と再会する場面は、何度見ても泣いてしまう…。回想のパパとのダンスシーンは、声を若く作っているのですね。何度も言うけど、この場面のオフホワイトっぽいワンピースが可愛い♪(先日似た雰囲気のワンピースを見つけて、買いそうになったが、やはり自分が着たらキツいと思い、止めました(苦笑))
場面の転換やダンスシーンもみんな大好き!M5の「Baggy Trousers」(やはりへとへとななるしー)、M28「The Sun and Rain」(早変わり凄いな、歌舞伎ファンもびっくりよ)も大好きです。自分はダンスの専門的な事は判らないし、手拍子も余りしないけど、OUR HOUSEは自然発生的に手拍子して、楽しくなってしまいます。
カーテンコールももちろんたっぷり。ちょっと記憶ごちゃごちゃで、順番ぐちゃぐちゃと思います。
あっという間にオールスタンディングです。(初見の新潟のお客さん、大丈夫だったかしら。)『ONE STEP BEYOND』は心置きなく踊りました!
何度もアンコール。突如後ろから出てきたキャストの皆さんに、本気で驚いてるアッキー。
その後に再度挨拶に出てきたアッキー。りゅーとぴあの劇場をほめて、後藤さんを呼び出します。
この時アカペラで後藤さんを呼ぶ歌を歌ったのだけど、もう凄い!鳥肌です。アッキーのあの歌声の凄まじさって、やはり生じゃなきゃ、絶対感じ取れないですね。(そういえば初めて「影を逃れて」を帝劇で聞いたとき、訳もなく涙が溢れてきたなぁ。)
後藤さんが出てきて挨拶。マッドネスファンだというだけで、出演したとか何とか。普段はねじくれたストレートやってますとか、他にも話していたけど、覚えてない…。
全員出てきて、客席も一緒にOUR HOUSE みんないるのがすき!と歌って。成志さんがSTOPの標識を持って出てきて、帰れ!と言ったり。
挨拶して引っ込もうとすると、誰かに押し戻されるアッキー。ついに逆襲して、舞台に引っ張り出されたのは、予想通り新納くんでした。
やはり「楽しかった」のオンパレードの感想になりました(笑)。大劇場では見られない、格好良いミュージカル、もっと見たい!です。