6/17の記事で新感線のなんちゃってミュー路線は苦手と書きましたが、音楽劇っぽい作りの芝居は凄く好きでした。
厳密に言うと新感線では無いけど、「天保十二年のシェイクスピア」とか。音楽の入り方が凄く好き。(でも「紅天狗」は初演の方が好き。)
『メタルマクベス』はミュージカルではなく、音楽劇とパンフにも書いてあるけれど、鋼鉄城に攻め込む辺りからは、音楽で物語が進行していると思う。
自分が松本で見た時から強く思っていたのだけど、日本人オリジナルで創った脚本・音楽のミュージカル(でも音楽劇でもまぁカテゴリはどうでも良い)って、本当に数が少ないのですよね。
(オリジナル・ミュージカルは、私の乏しい観劇体験でも、当たり外れが激しくて、ついつい観劇が後手に回ってます。)
日本のオリジナル・ミュージカルがほとんど生み出されない状況で、本当にいのうえさん(そして岡崎司さん)に期待しちゃいます。
まぁ今回はメタルだから一緒に歌えないけど(苦笑)。あ、でも友達は「私の殺意」をカラオケで熱唱したいらしい。