2005年10月11日

『天保十二年のシェイクスピア』 その1

『天保十二年のシェイクスピア』 蜷川演出 シアターコクーン 

『天保十二年のシェイクスピア』の感想を書こうと思いつつ、なかなか進まない。
おもしろかったのだけど、正直スッキリしない部分も多々ある。所詮私がいのうえ演出・岡崎司音楽の大ファンだというのもあるのだろうけど。

歌舞伎版『十二夜』の時も思ったのだけど、「戯曲に忠実に芝居を作ることに価値を見出す」ということに、重きを置きすぎていないだろけうか?『十二夜』はそこに重点を置くあまり、前半が非常に退屈だった。
『天保十二年のシェイクスピア』については、決してその点は退屈ではない。だが「忠実」が評価のポイントというのは、どうも私は好きではない。
芝居は戯作者のものではない。私たち、チケット代を支払った観客のものである。観客は下手すればシェイクスピアを一作品も知らずに来ていたりもするだろから。

蜷川版は確かにおもしろい。ただ同行した人間が揃いも揃って二幕より一幕が良かったと言う。二幕になり三世次が中心となると、そのドラマにどうしても物足りなさを感じてしまうらしい。

蜷川版でひっかかる点。結局初観劇と余り変わらないのだが(苦笑)

◆ 三世次が弱い
◆ 転換がウザい
◆ 音楽がチープ (しかも演奏がカラオケの安テープみたい)

続きを読む(ちょっとだけ追記)
posted by 花梨 at 23:24| Comment(7) | TrackBack(3) | 芝居・一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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